医療費控除に関して

いよいよ明日3月15日が確定申告の提出期限ですがみなさんお済でしょうか?

私は普通にサラリーマンの為年末調整を行いましたが、本年度我が家の医療費が10万を超えたため確定申告を行う事と致しました。

確定申告と聞くと非常に難しいイメージがあるかと思います。事実私も税務署に出向き医療費控除の為に確定申告を行いたい、また初めてでよくわからない旨伝えると、税務署外で確定申告相談所が開催されているとの事を教えて頂きました。

とりあえず自分で挑戦し解らなければ相談所を訪れる旨伝えると確定申告の用紙を頂けました。

まず医療費控除の要件ですが下記です
・1月1日から12月31日までの本人あるいは生計を一にする家族の為に医療費を支払った場合、一定金額の所得控除を受ける事が出来る。
●医療費控除の対象になるもの
・病院、歯科の治療費、薬代
・薬局で買った市販の風邪薬
・入院の部屋代、食事の費用
・妊娠中の定期健診、検査費用
・出産の入院費
・病院までの交通費
・子どもの治療のための歯科矯正
・在宅で介護保険をつかった時の介護費用
医療費控除の対象にならないもの
・人間ドック等の健康診断費用(病気が発見されない場合)
・自分の都合で利用する差額ベッド代
・健康増進のビタミン剤や漢方薬
・病院までマイカーで行った時のガソリン代や駐車料金
・里帰り出産のために乗った飛行機代
・美容整形

一年間の家族全員の医療費が対象となります。我が家族も年の途中から病気等で病院にお世話になる事が多くなり残念ながら6月以降の医療費のレシートが所々あるだけで全てを書き出す事が出来ませんでした。いつどこで大きな怪我や病気をするか分かりません。お薬手帳といっしょに医療費の領収書は全て保管しておくことをお勧めいたします。
また、領収書が出ない電車代等の交通費はノートに記録をとっておきましよう。

医療費控除の計算方法
医療費控除額=(医療費控除の対象になる医療費-保険金等で補てんされた金額)-10万円(総所得200万円未満の人は総所得金額等×5%)
となります。
年間の医療費が10万を超えれば医療費控除の対象です(総所得が200万未満の人は総所得金額の5%つまり総所得150万円の人は150万円×5%=年間7万5千円超えたら医療費控除の対象です)。 

提出期限
一番最初に3月15日と書きましたが還付申告の場合5年間の猶予期間があります。もし面倒だとあきらめたがまだ手元に領収書がある方、これからでも十分に間に合います!!


実際の作成に関して
税務署で頂いてきた確定申告書の紙、はっきり言って良くわかりません(だって私お役所の人みたく頭良くないですもん)。さっそくネット検索です、正直私のこのページより分かり易く書かれているページが沢山有ります。しかし、このページをご覧になっていると言う事はパソコンをお持ちでしょうか(残念ながらスマホからご覧になっている方ごめんなさい)何も迷わずに国税庁の確定申告特集ページをご覧になってください。
このページの一番下に
「確定申告書作成コーナー       
パソコンで申告書等を作成される方」
をクリックすると、下記ページが開かれます。
今回私のページを訪れたと言う事はe-Taxとは関係ない方(e-Taxの場合他の方のページを検索してください、もしくは私がe-Taxできる環境となりましたら記事にします)だと思いますので、まずは画面左にある「医療費集計フォーム」をクリックし開かれたページの内容に沿って作成します。作成が終わったら分かり易くデスクトップに保存しておいてください(解らない所があればQ&Aがあるので簡単に作成できると思います)。
次に画面中央の「申告書・決算書 収支内訳書等 作成開始」をクリックしページの内容に沿って行えばびっくりするほど簡単に作成が終わるかと思います。
後は封筒にまとめて入れていざ税務署へGoです。

もしもっと詳しく画像付きで説明が欲しいと言う方がおられましたらコメントを下されば細かく画像付きで解説しますのでお願いします。

他の確定申告にかんしては分かりませんが、年末調整を書くよりよほどこの医療費控除の方が簡単だと思いました。
是非皆さんも挑戦してみて下さい(出来れば医療費控除等まったく関係ないよ!と言えるのが一番なのですが・・・是非次回は医療費控除等申請しないで良い年を送れるよう頑張りたいと思います)。





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